“住まい”の形から、新しいライフスタイルを提案する。〜シェアハウスブランドLIRYに込められた想いとは〜

今回はLIRY総合プロデューサー、川原あやか氏にインタビュー!
LIRYというブランドに込めた想いや空間づくり、そして理想のライフスタイルまで、とことん語っていただきます!

何とか力になりたかった。自分の企画で大切なひとの人生がポジティブな方向に変化する。その感動を今でも鮮明に覚えている。

まずは川原さんの、これまでの人生について教えて下さい!「プロデューサー」になろうと思ったきっかけは?どんな商品やサービスをプロデュースしてきたのでしょう?

(川原氏)
 私が商品やサービスをプロデュースするきっかけとなったのが、あるコンビニチェーンさんでの新しいパンの企画開発でした。

 当時私は地元福岡の農業高校に通っていました。その年は天候の影響で農作物の収穫が芳しくなく、特にお世話になっていたみかん農園は、売り物になるカタチのキレイなみかんが収穫できず、そのままでは閉園しなければいけないという状況になっていました。でも、カタチは悪くても味は本当においしいみかん。いつもお世話になっていたので、なにかできることはないかと考え、行きついたのが、みかんを使ったパンのアイディアでした。

 みかん自体が美味しかったですし、コンビニチェーンの方々と試行錯誤してつくった結果、たくさんの店舗でたくさんの方に味わって頂くことができました。

 きっかけは、いつもお世話になっていた農園の方々が困っていたので、何とか力になりたかった。それだけでした。自分の企画で大切なひとの人生がポジティブな方向に変化する。その感動を今でも鮮明に覚えています。

 そのきっかけをもとに、これまでも様々な商品やサービスをプロデュースしてきました。今は、私自身の感性を活かせる分野である、女の子のための商品やサービスを中心にプロデュースしています。ドレスやパジャマ、エプロン、かき氷、スマートフォンのケース、そしてシェアハウスなど、枠に囚われず挑戦しています。

 実はプロデュースしたパジャマやエプロンは、海外で先に展開しました。そしてつい先日、日本でも購入できるネットショップをリリースしました。よかったらそちらものぞいてみて下さいね♪(ネットショップはコチラ!)

1993年福岡県生まれ。福岡農業高校在学時にパンの企画開発等を行い、卒業後に株式会社プロモジャパンドットを設立。ニュージーランドのウェディングリゾートの立ち上げ、ルームウェアブランド「Giselle」のデザイナー兼ブランドプロデューサー、お姫様かき氷shop「バロワーテラス千駄ヶ谷店」運営などの事業を手掛ける。

「HOME」とよべる空間をつくりたい。住む人のライフスタイルがもっと豊かになるような、そんなシェアハウスをつくらないと意味がない。

枠に囚われず、様々な分野のプロデュースをする川原さん。今回シェアハウスのプロデュースをしようと思ったのはなぜ?LIRYというブランドに込めた想いについて教えて下さい。


(川原氏)
 もともと、「空間づくり」には大きな関心を持っていました。ひとつひとつの商品やサービスを通して誰かを笑顔にすることはもちろん素晴らしいことですよね。だから、そういった素晴らしい商品やサービスで、ひとつの空間をつくれば、きっともっと誰かを幸せにすることができると思っています。

 同世代で東京に住む女の子たちの夢や憧れを聞くと、やっぱり素敵なお部屋に住んで、毎日自分らしく輝けるような、そんなライフスタイルを願っています。でも、都心は家賃も高く、若い女の子は服にメイクに食事に勉強…と、なかなか住まいにかけられるお金の余裕もないので、憧れが憧れのまま、諦めてしまっている女の子もたくさんいました。

 また、私自身がそうですが、地方出身の女の子たちはみんな東京に来てわくわくする一方で、頼れる人や自分の居場所、言い換えると「HOME」とよべる空間がないことがやっぱり多いんです。住む場所「HOUSE」はあるけれど、「ただいま」といえる癒しの空間「HOME」がない。それは、実はとっても寂しい。慣れない環境やめまぐるしく移り変わる東京という場所で、そんな、「HOME」と呼べるような、魔法の空間をつくりたかったんです。

 だから、私がプロデュースするシェアハウスは、そうした女の子たちの憧れをひとつでも多くかなえられる空間、そして心から癒される、「HOME」と呼べる空間にしようと決めました。

 今までのシェアハウスの概念は、「安さ」「便利さ」が一番の売りでした。でも、安いのも便利なのも当たり前。それだけでなく、住む人のライフスタイルがもっと豊かになるような、そんなシェアハウスをつくらないと意味がない。そう思っています。だから、LIRYというブランドのもと、それぞれの物件のコンセプトづくりからはじまり、お部屋の外観・内観・家具のひとつひとつの選定、入居してくれた後の特典やサービスの設計など、こだわりをもって、妥協せずに作り上げています。

 LIRYというブランドには独自のプロセスがあります。単に女の子ウケしそうな部屋を用意し入居者を募る、というやり方ではなく、どんなコンセプト(魂)をその物件に込めるのか。そこに入居してくれた女の子が、どんなストーリーを描けるだろう。女の子の心が希望で膨らむような、そんな発信の仕方にもこだわっています。

 そのために、いままではシェアハウスとは関わりのなかったような、さまざまな業界で活躍する方々を集結し、プロデューサーチームとしてLIRYを作り上げてきました。
 
 LIRYには、女の子に理想や憧れを諦めずに、自分らしく輝いてほしい、そんな想いを込めました。やってみたいけれど少し怖い。挑戦したくても自信がない。そういった女の子が、LIRYの「HOME」とよべる空間で、すてきな魔法にかかり、一歩前進できたら・・・。そんな夢を抱いています。

まだ知らない新しい世界に触れたい。笑顔や感謝の大切さなどを改めてゆっくり考えたり、かみしめたりする時間を。

川原さん自身のライフスタイルについて教えて下さい!今はどんな毎日を過ごしているのですか?理想のライフスタイルや憧れはありますか?

(川原氏)
 私のプロデュースというお仕事には常に、「新しいアイディアや既存のものを、他のすてきな企画といかに結びつけることができるか」の提案力が問われます。

 そこでいつも、「さまざまなものごとを“インプット”できるような方向に!」と意識して毎日過ごしています。例えば打ち合わせ場所のちょっとしたカフェ選びから、長期休暇で過ごす滞在先の選定まで、「なんとなく」ではなく、ひとつひとつこだわりをもって選択するようにしています。

 まだ知らない新しい世界に触れたいので、海外に行くときには人気の観光地だけでなく、まだ誰も行った事がないような場所へ行き、新しい発見や出会い、そして旅先だからこそのハプニング(ハッピーハプニング!)を貪欲に求めています。自分が少しでも気になった場所やお店があれば、時間を作ってできる限り足を運ぶようにしています。

 海外旅行へ行き、旅先でふと気付いた小さな発見でも、日本に帰るとそれがまた新たなアイディアと繋がりを持ち、素敵な企画になるのです。

 そうした生活の中で、笑顔や感謝の大切さなどを改めてゆっくり考えたり、かみしめたりする時間はとても大切にしています。
 今はどうしても、日本での仕事が多いので国内にいる時間が長いですが、近い将来には、海外での生活や新しいお仕事を実現させたいとずっと憧れてきたので、それにむけて準備しています!

最後に、若くして活躍する一人の女の子として、この記事を読んでくださっている女の子たちへメッセージをお願いします!

(川原氏)
 大きく3つ、メッセージを伝えさせて下さい。

 ひとつは、新しいことへ挑戦することにオープンな心を持ってほしいな、ということ。

 今までの生活や、慣れ親しんだ環境を離れ、新たな物事に挑戦するときには、自信がなかなか持てなかったりつい怖くて立ち止まってしまったりするかもしれません。私も同じです。だからこそ、私はあえて「怖い」という気持ちを作ってみる。ということを意識的にしています。実行が何よりも大事。どんなに良いアイディアがあっても、実行しなければ何もないのと同じです。

 あえて「怖い」と思える状況をつくり、「しないといけない!」という自分自身を鼓舞できる時間を最大限つくることで、ひとつひとつを実行に落とし込んでいます。

 その一方で、できたときにはどんな些細な成果でも、しっかり受け止め純粋に喜んでいます。小さな目標の達成が、いずれ必ず大きな課題解決や夢の実現に繋がると信じているからです。

 だから私はいつも、自信がなかったとしても、チャンスが目の前にきたら、勇気を振り絞って手を一回挙げて引き受けてみます。できるかできないか、ではなくて、自分が本気でそれをやりたいか、を考えます。まずはチャンスを掴んでみる。そこからすべてがはじまります。

 自分からは大きく見えて、どんと構えている頼れる周りの経営者は、実はいつでも初めてのことばかりで、毎日悩み、試行錯誤を繰り返しています。彼ら/彼女らも、自信が持てないことにも、オープンな心で挑戦しているのです。

 ふたつ目は、いろんなひとに自分の夢や好きなこと、やりたいことをたくさん話してほしいな、ということ。

 私は中学生までは、そもそも人と話すのが苦手で、一つでも年上だと緊張して怖くて本当に話せない。「もっと話したいのに、みんなみたいに仲良くなりたいのに…」そう思えば思う程、上手く話せずに部活では孤立していき、なんと部活を辞めてしまった経験があります。

 きっと本当はその時にも、友達が支えてくれていたり守ってくれていたりと、見えない仲良くなるチャンスがいっぱいあったのだと思います。当時の私は、そうした事実に目を向けられていませんでした。

 そして高校時代に自分の企画で人を助けることができたとき、見えない、見ようとしていなかった、周りの人のあたたかさが沢山あったのだということに、初めて深く気付かされました。

 周囲の人は、あなたが思っている以上に、あなたのことを応援しているのです。だから「したいこと・好きなこと」が見つかったら、まずはあなたの周りの大切な人、家族や友達、先輩に、全力でお話ししてみて欲しいな。と思っています。

 きっとあなたが大切にしてきた分だけ応援してくれて力になってくれます。自分の120%を出しながら、沢山の人を巻き込めば、もっともっと楽しくなるはずです。すべての女の子には、女の子にしかない「巻き込み力」と「実行力」そして「共感力」の才能があると思っています。だから、いろんなひとに自分の夢や好きなこと、やりたいことをたくさん話して、たくさん自分も相手を応援し、相手にも自分を応援してもらって下さい!

 最後に、誰とも比べなくて良い。ということ。
「みんなと違う事しなきゃ」と考えなくていいと思っています。自分のアイディアと似ていることを既に誰かがやっているからと言って諦めないで下さい。自分が好きなことを深く追求し、自分がそれに満足できれば幸せなのです。もしかするとそれは「自己満足」と言われるかもしれない。いいとおもいます。自己満足で。私もよく「お姫様が好きで・・・」とはなすと最初は笑われたりします。でも好きなものがあることは、挑戦できるものがあるということ。誰かと比べなくていい。自分が好きで挑戦できる事があるということは、人生においての最大の幸せなのです。

川原さん、ありがとうございました。
今回のインタビューでは、シェアハウスLIRYについてだけでなく、川原さんのライフスタイルや、人生観などまでお伺いすることができました。

この記事を読んだ女の子が(もしくは男の子も)、自分の夢や憧れに向けて一歩踏み出せますように。

(インタビュアー・ライティング・編集=宇部さやか)